リーフストームは当たらない

ジュカインをすこれ

やどみがメガジュカインを考える

 またまたこんにちは。今回は最近口にしたやどみがメガジュカインの考察をしていきたいと思います。

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 とはいってもこれまでに強者の方が何度か使っているとは思いますが、それを踏まえた上でご覧ください。


*環境に通用するように模索した型のつもりです。ネタ要素はありません。


やどりぎのタネは遺伝技です。


【メガの有無】

f:id:bibiann:20180905100406g:plain5世代のジュカインカッコ良すぎる)

そもそも前回はメガしない方が使いやすいと明記したが、S145により嵌められる相手の増加、無振りでも出るそれなりの火力を評価点とし、持ち物はメガストーン前提とする。


【やどみがのメリット】

ジュカインは草龍という技範囲の都合上、はがねタイプの後出しで簡単に止まってしまうことが多い。

 例に挙げると、カプ・レヒレジュカインの対面になったとして、相手は高確率で引いてくる。本来ジュカインは草技を打つ対面だが、そうした場合テッカグヤ等を後出しされ、すぐに相手に有利な状況になってしまう。(ジュカイン側がH252テッカグヤを確定2発に出来る技は無い)そこで最初の対面でやどりぎのタネを受け出しのテッカグヤに入れることで、こちら側はみがわりをするだけで逆に嵌めてしまえる、という訳だ。

食べ残しの回復量は1/16、対してやどりぎのダメージ量は1/8。要は回復が追いつかない。相手もそれが分かれば引いて来る可能性も高いが、こちらに有利な択を押し付けることが出来る。

特性ひらいしんによりボルチェンでの逃げを無効化できるのも良い。

また、タスキ持ちが多いゲッコウガとの初手対面で、やどりぎを絡めて突破することが出来る。(後述


【デメリット】

当然といえば当然だが、遂行速度が遅いので、運負けを呼び寄せてしまいやすい。また、ニトチャリザ、ランドロスには身代わりを壊されると同時に起点、もしくは不利対面を作られてしまう。(ボルチェンはひらいしんで防げる。)

もうひとつ、やどりぎがあったとしても、高速再生技を持っているポケモンにはPP合戦しか抗う術がない。毒を搭載すれば話は別だが、技枠がカツカツなので大きく汎用性を落とす形になる。


【調整】

H252 B4 C52 D20 S180

177-×-96-172-108-206


HD

無補正ゲッコウガれいとうビーム確定耐え

↓         (変幻自在)

やどりぎ回復込み、メガシンカ後水手裏剣×5確定耐え

(初手対面ジュカイン側メガせずやどりぎ→ゲッコウガれいとうビーム→水手裏剣→メガシンカ後リフストで確定1発のムーブが可能。)


S

最速135属抜き


BCあまり ここは要検討。Bに多く割いても確定数がずれる相手はいないが、それでも物理耐久を伸ばしたい場合はB振りもあり。


後出しされるはがねを嵌めるだけならば耐久調整は必要ないが、耐久に数値を回すことにより本来即死の攻撃を耐えたり、先発性能を高めることが出来る。よって、特殊アタッカーとして最も採用率の高く、初手に来やすいタスキゲッコウガを意識したHD調整とする。

余談だが、Hに振り切ることでガブリアスと同程度の特殊耐久は得られる。(生半可なめざ氷はメガ後でも耐える。)


【技候補】

確定技

やどりぎのタネ コンセプト上確定。


みがわり 同上


優先技

まもる みがわりと併用することでH177以上の相手なら無限にみがまも出来る。当然交代読みも必要。


リーフストーム 最大ダメージソース。技威力が高いのでC無振りでも結構な火力が出る。半減はされやすいが攻撃技の中では一番おススメ。


選択技

りゅうのはどう 等倍範囲がリフストよりも広い。が、この型ではマンダもガブも落とせない。フェアリーに無効化されるのも痛い。ワンウェポンならば無効化されない草技が妥当だろう。


エナジーボール 連発できる草技。火力が少し物足りない。(指数はC補正ロトムの10万程度)


がむしゃら 最後っ屁程度に。


搭載価値のある技はこれくらいだ。めざ炎や物理技は型の都合上悲しい火力しか出ない。まもるとりゅうのはどうが悩むくらいで、あとはほぼ確定でいいだろう。


【ダメージ計算】

攻撃

リーフストーム


H147等倍ゲッコウガ

94.5〜112.2% やどりぎダメ一回込みで確定


H145カプ・コケコ

91.7〜108.5% やどりぎダメ一回込みで確定


りゅうのはどう

H171 D110メガボーマンダ 

88.8〜105.2%


(被側)

特殊

C155タイプ一致れいとうビーム

→メガ前82.4〜98.5%


C147カプ・コケコ マジカルシャイン

→68.9〜82.4%


C200カプ・テテフ CFサイコキネシス

→80.2〜94.9%


C174テッカグヤ めざ氷

→83.6〜99.4%


C216ボルトロスヘドロウェーブ

→81.3〜96.0%


C200ヒードラン オーバーヒート

→76.2〜90.3%


C125ポリゴン2 れいとうビーム

→88.1〜106.2%


物理

A156ミミッキュ じゃれつく

→94.9〜111.8%


A216ランドロス霊 とんぼ返り

→67.7〜80.2%


A197メガメタグロス アイアンヘッド

→67.7〜80.2%


A233メガバシャーモ フレアドライブ

→93.2〜110.1%


【相性】

(有利)

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(後出しからならば有利)

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(後出しでも少し怪しい)

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(基本無理) 

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基本のアタッカー型と比べると、ステロ込みの制圧力と火力を捨てた代わりに、選出時の腐りにくさが上がる。といったところだろうか。普段なら止められる大多数のはがねにも何かしらの仕事ができる。(ナットは無理)


【立ち回り】

基本的に初手に出す。前述したゲッコウガ対面はもちろん、致命傷にならない攻撃なら被弾上等でやどりぎを打つ。ある程度耐久に割いてるおかげで出オチも少なく、等倍技に繰り出せる事もある。

初手にジュカインで有利対面が取れた場合、メガシンカはしない事をオススメする。受け出されたのがスカーフテテフやスカガブだった場合、1発耐えられるかどうかが大きく変わる。


【最後に】

長ったらしくなってしまいましたが、この型がジュカインのテンプレより強い!という保証は出来ません。やはり種族値が足りない部分もあり、万能とは言えないのも事実です。少しでもジュカインの新たな型の開拓になればと思います。